(文法) 「動詞連用形」と「て形」の違い
（１）「～て、・・・」に比べると、表現が‘硬い’。つまり、書きことば的だということ。（一般的な会話では普通は使われない。）
（２）「～て、・・・」より、その前後の切れ方が強い。
例えば、「東京へ行き、コンサートを見てきた。」という文に少し手を加えて、「電車に乗る」ということばを足すとします。
ａ．電車に乗って、東京へ行って、コンサートを見てきた。
ｂ．電車に乗り、東京へ行って、コンサートを見てきた。
ｃ．電車に乗って、東京へ行き、コンサートを見てきた。
ｄ．電車に乗り、東京へ行き、コンサートを見てきた。
まず、日本語としてｂ．は明らかに落ち着きません。
「電車に乗る」「東京へ行く」「コンサートを見（てく）る」という３つの行為を考えた場合、単に３つの行為が並んでいると考えるならａ．やｄ．でいいでしょう。
（でも、ａ．は少し子どもの作文のような感じがします。）
「電車に乗る」ことは「東京へ行く」手段を表しているわけで「に乗って」は単に「で」と言い換えることができます。この場合、前２つの行為の結びつきが強く、その２つが後ろの「コンサートを見る」という部分へ続いていると考えることができます。
従って、前２つの間は「て形接続」、後ろ２つの間は「連用中止」がいいことになり、ｃ．がいちばん適当だと言えると思います。（さらに、この場合、「て」の次の「、」はないほうがいいと思われる。→「電車に乗って東京へ行き、コンサートを見てきた。」
簡單來說呢, 連用終止形有切斷的感覺, 而て型比較有連貫性, 作文的時候不妨依照文意適當交互運用才不會讓文章看起來很小朋友喔^^
