豊島区と良品計画による「ともに育つ公園」プロジェクトが本格始動
http://bit.ly/2PZORPR
豊島区と良品計画は、2017年11月にまちづくりに関するパートナーシップ協定「FF(Female/Family Friendly)パートナーシップ協定」を締結し、おもに区内の中小公園を対象に、マルシェ開催や定期的な地域との意見交換の場づくり等を通じてコミュニティ再生を目指した協働プロジェクトをすすめています。
そして今回、地域住民と協働での公園づくりを目指し、「西巣鴨二丁目公園」および「上り屋敷公園」にて設備のリニューアルと新たな公園活用に向けた試みをスタートしました。「ともに育つ公園」を基本コンセプトに、公園を地域にひらき、地域住民と共にコミュニティの場に育てることを目指します。
環境面では、「あるものを活かす」観点からハードの整備を最小限とし、シンボルツリーの周りに人が集うように円形のベンチを設置したり、併設されている区の施設との境界をゆるやかにつなげるウッドデッキを設けたりと、利用者同士で自然と交流が生まれることを目指しました。また、ハードを補完する位置づけとして“モバイルコンテンツ”も導入しています。さまざまなものを可動式にすることで公園活用の可能性が広がると考えました。無印良品のデザインによる、複数の公園でシェアできる移動式車両「PARK TRUCK」もそのひとつ。公園でどのように過ごしたいか、地域住民の声に耳を傾けながら、移動式のカフェや本の貸し出しサービスなどを行っていきます。
ソフト面では、公園を「〇〇できる」場所にするために、禁止事項が多くなってしまっている現在の公園の在り方を見つめ直しました。地域住民との意見交換の場「井戸端かいぎ」を通して集まった声をもとに、少しの対話と思いやりで実行できる「〇〇できる」を考えていきます。バラバラに掲出してある禁止看板を極力減らし、「禁止ではなく、できるを伝えるサイン」を設置していきます。
本プロジェクトは「ローカルニッポン」と、区の情報発信サイト「としまscope」とのコンテンツ連携により情報発信していく予定です。引き続き、今後の展開にご注目ください。
・「ローカルニッポン」はこちらから
http://bit.ly/35zyfEW
・「としまscope」」はこちらから
http://bit.ly/34ySMrW
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