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LOVE FM「TOGGYのSTART UP TODAY!」
月末ゲストはフォトスタジオFU.
写真家・木寺一路さん！
http://radiko.jp/share/?t=20210826063000&sid=LOVEFM
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LOVE FM「TOGGYのSTART UP TODAY!」
月末ゲスト、今朝はフォトスタジオFU.の写真家 木寺一路さん。
湿板写真のお話を中心に。
http://radiko.jp/share/?t=20210528063000&sid=LOVEFM
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湿板写真と滝行についてのお話は必聴です！
本期节目可能会引起身体不适，慎入！
公众号：壮的响亮
淘宝店：壮的响亮
新浪微博：王壮撞壮壮
因为我也是很久以前只看过一次而且不愿意再看一遍，所以我全凭记忆因此有一些描述不一定那么准确，但是基本细节应该都在。从画质上看，这段视频至少是10几年前拍摄的…一个类似乡镇中特别嘈杂的市场，停着各种带货斗的三轮摩托车和小货车，每一辆车上都有铁笼，里面装着各种各样的动物，这一看就是一个买卖动物皮毛的市场。其中一位老板就在跟客人攀谈之后，直接从笼子里拎出一只看上去很像浣熊的动物，突然被拎出来还一脸蒙圈呢！那个卖家握着双脚把整个身体甩起来对着地面啪啪猛砸两下把它摔了个半死，再咔嚓一脚踩住脖子非常麻利的用刀绕着圈的割开四肢和尾巴下面一块皮开始生扒活剥。那只“浣熊”所有的挣扎反抗毫无意义，在人类面前他是无比的弱小。三两下的功夫，下半身剥完之后就把它倒掉着悬挂起来，再借用自己身体的力量把整个上半身以及头部的皮，生生撕扯下来非常完整。紧接着卖家就把这只没皮的浣熊拿下来扔到了一堆没有皮毛的动物尸体中，这只浣熊就在里面挣扎抽搐，几乎使尽最后的力气睁开眼睛，眼睛上面还有长长的睫毛。回头看了看自己血肉模糊的身体，可能还没有完全理解究竟发生了什么？为什么自己会变成这样？而且一定混身火辣辣的剧烈疼痛！颤颤巍巍的眨了眨眼睛看了看周围的人一头栽到…这整个的过程，都有说说笑笑的声音，说：“快看快看，还动还活着呢！自此之后，我就再也没有起心动念想说要买一件什么皮草类的东西。但是对于这个卖家，我们每一个人其实都很难挺直了腰杆批判他。我们可能不穿皮草、不吃狗肉、但是猪牛羊、鸡鸭鹅、鱼虾蟹咱也真是没少吃！一堆大闸蟹捆起来摆上笼屉，一个个你看我我看你一动不能动大眼瞪小眼，就这么被活活蒸熟难道就不残忍吗？但是真好吃呀！当然这个话题争论起来就没完了…所以说到底，残忍！是人类共同的本性…只是在现代文明中，我们接受的教育给残忍画了一条红线叫做“别过分”!这也是为什么普遍来说人越长大，越不愿意残骸生灵。反而小孩子经常掐死一只蚂蚁、弄死一只蜻蜓，每一个人小时候基本上都有！
但是看完今天这集你又会觉得，人是残忍…但是人对人却又是残忍中的残忍…古今中外十大残忍酷刑，咱们由浅入深先说第十名：上夹棍。看过星爷“九品芝麻官”的观众应该都很熟啦，有小号夹手指的也有大号夹脚踝的！但是感觉上十指连心，夹手指的应该更疼一些，大家可以尝试一下手指交叉相互用力！这种刑罚据说是始于南宋明清两代沿用，总之就是要让人感受剧烈钻心疼痛的同时眼睁睁的看着自己受刑，在身体与心理上给予双重打击，的确可以使得作奸犯科隐瞒真相的真凶伏法，同时也制造了无数的冤假错案。所以在夹棍面前，鞭刑、杖刑就显得没有那么凶悍。跟夹棍同样类型的还有“刺签”，就是用尖尖的竹签硬生生的刺到人的指甲中间…第九名其实是一个系列，都是导致身体残疾的刑法！其中包括“膑刑”就是挖掉人的膝盖骨，孙膑被庞涓谋害就是被施以“膑刑”，所以后半生出征打仗都是坐着木轮车。“劓yi刑”就是砍掉人的鼻子，源自战国时期的秦国，所以山东六国形容秦法酷刑都说：秦人不以无鼻为丑，就是满大街都是被砍掉鼻子的老百姓。再接下来“刖刑”就是斩断双脚，“断椎”就是打断人的脊椎骨使其终身瘫痪卧床，等等吧！还有很多！但是这一类型之中，我觉得有两三个是痛苦中的痛苦…其实都很难选啦！就是断椎、挖眼和宫刑…大家可以讨论一下这三者之中哪一个更让人痛苦一些。但是前两个虽然一个很疼、一个身体残疾，但毕竟人还活着！接下来就是关于死亡的刑法…第八名：开加官其实经常看电视剧的小伙伴也都很熟悉，本质上是一种逼供的刑法！就是准备一叠桑皮纸，或者挂水之后敷在脸上，或者盖在脸上之后再喷水。就这样一张两张三张五张，直到受刑者窒息而亡。传说是朱元璋专为女性逼供发明的刑法，因为它距离死亡有一个相对缓慢的过程，其实就是想借此激发“受刑者”求生的本能从而招供。但是随后有人发现这种刑罚有着另外一个优势，就是浑身上下没有任何伤痕，所以也经常用于暗杀…那为什么会有一个这么奇怪的名字叫做“开加官”呢？加官是一种戏曲的开场仪式，有那么一点宗教性质！由演员戴着“面具”扮演天神官“震戏台”以天神之名驱除邪祟以求演出平安，在演艺的过程中展开条幅或者揭开匾额上的红布，上面写着“天官赐福”。这桑皮纸浸湿附着人脸再逐渐风干之后，会形成一种贴合人脸轮廓的凹凸，仿佛跳加官的面具一般，所以叫开加官。
同样欧洲中世纪也将酷刑玩出了不少花样，接下来第七名：项圈尖刺，首先是将受刑者站立着手脚捆绑固定，然后用一个带上下尖刺的项圈固定在脖子上！所以这个人如果不想让这跟尖刺同时刺穿自己的下颚和喉咙，就要一直仰头挺住。就这样一天两天三天五天，整个过程受刑者都在疼痛、死亡与困倦之间苦苦挣扎直到精疲力竭自我放弃。第六名有点恶心了…叫做“金字塔”，听起来没什么，这个刑具也确实长得像金字塔一样。只是闻起来味道怪怪的…受刑者被扒光衣服之后，手脚、头部被非常巧妙的悬挂捆绑成一个角度。金字塔在下，受刑者在上！对准菊花突然放下绳索…哦！我都能感受到那种非常特别的疼痛，接下来就依靠囚犯自身的重力，一点一点的深入！然后就有各种混合血液的汁水，顺着金字塔的四周流淌下来！这个时候如果有在排队的囚犯一定想问一句，等会轮到自己之前，这个东西会洗一下吗？答案是no！就这样连屎带血的下一个！第五名：抽肠！这个还真的分成中外两个版本…中国版也出在明朝，朱元璋真的是心狠手辣！先把犯人送上一个高台，各种枷锁锁好！用一个非常巧妙的夹勾，塞进菊花一夹，那个里面钩子就在肠道内展开勾住！那铁钩呢，本来就连着绳索、再绑着一块石头。行刑者顺着高台中间的孔洞把石头往来一丢，石头带动绳索，绳索带动夹勾，夹勾带动肠子被瞬间拖出！这已经够狠了，但仍然觉得欧洲版更痛苦一些。他是犯人平躺在有点像我们水井上面摇水桶的那个，我们叫辘轳的那种装置下面。开膛破腹之后拉出一截挂在上面，就眼看着自己的肠子被一点一点的摇上去。
第四名凌迟，是一种非常古老且普遍的刑罚，就是民间百姓所说的千刀万剐！最著名的就是大太监“刘瑾”一共行刑三日，被割了三千三百五十七刀，每割十刀一歇，就这样一片一片的整齐陈列。在所下圣旨定数之前，是不可以让他死的！所以这些行刑车特别担心刘瑾扛不住…第一天行刑结束，晚上还喂刘瑾喝了一碗白粥。接下来第三名绝不能落下寿司国，一种专门针对女性的刑罚叫做“铜烙阴”！一听就能明白将铜铸成一根又粗又长的“那话儿”烧红之后插入…呃！但是呢行刑之后的人并没有当即死亡，而是任凭烫伤处溃烂发炎而死。看过满清十大酷刑的小伙伴还依然记得有一种刑罚叫做“骑木驴”。也是中间有一个布满锯刺的“那东西”木驴车向前行进带动装置一上一下，也是一种极残忍又下流的刑罚。但是骑木驴应该是古典小说里面虚构，在正史当中仅仅有类似的，但不完全一样。第二名依然是变态NO1朱元璋的发明，但是据说这个刑罚只用过一次。就是针对明朝开国悍将“蓝玉”谋反一案，但是这其中有其他的细节我们不表啊，就单说刑罚“剥皮萱草”。其实很简单，从后背开口把整张人皮完整的剥下来之后在里面填充稻草制作成标本，不但伤害性极大且侮辱性极强的是接下来装在囚车之中全国各地巡回展览。当然，蓝玉的宗族家人也没有机会感受这种羞辱。因为整个蓝玉一案牵连之广难以想象，数月之间一万五千颗人头滚滚落地。
第一名其实我们之前讲“紫姑神”就是厕所女神中有提到过，这种刑罚叫做“人彘”也是残忍到极致了。首相将受刑者四肢斩断挖出眼睛，再用烧化的铜汁灌入双耳使其失聪，再用暗药毒哑喉咙或者割去舌头破坏声带，再剃去头发眉毛之后涂抹药物破坏毛囊。此后装入陶罐之中好生照料豢养，绝不可以让她死，等所有的伤口愈合恢复之后这个人就只剩下嗅觉和皮肤的触觉，再丢入粪坑将其溺毙而死，这就是吕后发明的，人类有史以来最最残忍的刑罚“人彘”，受刑者就是汉高祖刘邦宠妃戚夫人，这一集古今中外十大酷刑就讲到这里。
『月と金星』より抜粋
カクテルシェイカーのようによく冷えた中央線特別快速の中、レシピサイトで今晩の献立を考えていると同僚の牧さんからメッセージが入った。
『よ』
『よー』
『お疲れ』
『まだ経理部いる？』
『お疲れ様です』
『いや』
『そろそろ最寄りです』
『はや！笑』
『まぁたまにはね笑』
『牧さんはお決まりのやつですか？』
『からかう暇あるなら助け舟出してよ、、華金なのに、鹿島が私を離さない』
課長の鹿島さんは彼女が大のお気入りで、金曜はいつも仕事を増やして2人で残業し、20時頃飲みに誘うのがお決まりだった。
『笑』
『そうしたいのは山々ですが』
『うん、どうしようもない』
『あのさ、今日見たい映画あるんだけど、トムハーディ主人公のやつ。帰りにTSUTAYAで借りてく？』
その文面を見て僕は目を閉じた。
やってしまった。
一昨日の昼下がり、社食で山菜蕎麦を食べていると、珍しく彼女が声をかけてきた。
「どうしたんですか」
「だって。周り人いないし」
確かに、200席ある空間には僕たちをのぞいて4,5人しかいなかった。
「あらほんとう。でも仕事戻らないと鹿島さんに残らされますよ」
そう言うと、彼女は少しもじもじして言った。
「あのさ、金曜お邪魔してもいい？」
確かにそう言っていた。そして僕は予定も確認せず、蕎麦をすすりながら確かに頷いた。
きっと彼女の中では今夜のシナリオが緻密に練られていたに違いない。21時ごろ駅に到着、帰路で好物の肉まんとコーラを買ったらマッドマックスかブロンソンを観る。ダークナイトとインセプションも捨てがたいが、ノーラン監督のハーディは決まって脇役だ。そして映画が終われば午前２時のシーツで深い眠りにつく。
僕は卑しくも先約と彼女を天秤にかけた。
『すいません』
『今日弟が来ることになって、』
ありのままを伝えればきっといい思いをしないから、僕は一部だけを切り取った。
既読はついたが返答は遅く、腹の底が締め付けられた。
『そっか』
『まぁこればかりは仕方ない』
『あんまり会えないだろうし、家族団欒を楽しんで！』
『ごめんなさい、』
『気にしなさんな。明日死ぬわけでもあるまいし』
『来週ブロンソン観ましょう』
『え、なんで分かったの』
『好みそうだから』
『そっか笑 ありがとね』
『こちらこそ、ありがとう』
タイミングを失った曖昧な関係の果ては、一体いつ訪れるのだろうか。
列車の扉が開き、ホームに足をつけると、顔には茹だるような熱風が吹き付け、今夜は熱帯夜になると予感した。
巨大な看板が見下ろす駅前広場はくたびれて背筋が曲がったサラリーマンや出会いを求める溌剌とした若者で溢れている。雑居ビル群の隙間に張り巡らされた薄暗い商店街に入れば、魚の煮付け、肉饅、もつ煮に焼き鳥、色んな匂いの湯気が空間に立ち込めてすごい湿気だった。
僕は客引きを避けながら、地下の食品店で肉野菜を買い足し、一本裏手に入って桃色の壁が大変チャーミングなフィリピンパブ脇の階段を上がった。
薄っぺらい扉向こうの築50年2DKに期待できるものなんて何もありゃしない。生活に必要なだけの家具とオーディオと数本の植木鉢があるだけだ。
床に散らばるペットボトルや延長コードを避けながら僕は汗ばんだ服を脱ぎ、大窓を開けてベランダに出た。目の前には雑居ビルに囲われた小さな中庭と一本の街灯があり、そこでは子供達がキャッキャとボール遊びを、猫はシャーシャー喧嘩を、パブのママはゴンゴン洗濯機を回していた。
頭上の四角く切り取られた空には、藍夜に飲み込まれる夕焼けの中、淡い輪郭を持つ月と金星が寄り添うように輝いており、さながらムンクの星月夜のようだった。
「そんなもん吸い出しちゃって」
口元で紙煙草がじんわりと赤い火を灯す中、ママは言った。
彼女の会話の始まりはいつだって間が悪い上に好戦的で耳に障る。
「あれ、こりゃどうも。これから出勤ですか？」
僕はフェイスパックにヘッドタオルの大怪獣ダダもといママへ聞いた。
「暇ならうち手伝いなよ。先週ちょうど一人辞めたから」
「毛の処理してませんけど大丈夫ですか」
「客引きだよばか。つまんないボケしやがって」
「まぁまぁ。そういや、今日葉来ますよ」
そう言うと、彼女のフェイスパックは顔から剥がれ落ちた。
「えー！早く言ってよ！いつ来るの？」
「さぁ、特に聞いてないんで」
「聞けよ」
「時間あったら寄りますよ」
「なくても寄りな。成田屋のちゃんぷるーあるから食べさせて。あの子成長期なんだから」
「いつもすみません」
火を潰して部屋に戻ると、僕はたまっているオールナイトラジオを流しながら牧さんの歯ブラシやパジャマをしまい、床は念入りに掃除機をかけた。浅ましいことは自覚している。
『今まで本当に長い間、お世話になりました』
そんな言葉を聞いたのは3年前の春のこと、近所のバス停だった。
田村光は深々と頭を下げ、まだ小学生だった弟の葉とこの部屋を出ていった。
僕がうつむく彼を「またな」と強く抱きしめると、「本当にまたあるの？」と返ってきた。
「うん、絶対あるから、大丈夫」
そう言いながら、僕は彼女の目を見て頷いた。
「じゃあ、行くね」
「うん、元気で」
「樹も元気で」
光はとても穏やかな表情をしてバスに乗った。
車体が交差点を曲がって視界から消えた時、長い年月をかけて築いた自分の半身が死んだ気がした。
「こんな終わり方後悔するよ」
ママはそう言った。
「どうしようもないでしょ」
僕はそう言い、階段を上がった。
最低限のものが持ち出され、「捨てて」と告げられた穴あきのニットやダイアナのヒール、使い古したスケボーはあまりに生々しく、今でもクローゼットの隅に残したままだ。
随分昔、光へ告白をしたその日、彼女は僕を自宅に連れて行った。
煙草の煙が立ち込める古いアパートには痣のある母親とその恋人と、赤ん坊の葉がいた。
一目でその家庭に何が起きているか分かった。
そしてその日の夕方、僕はアパート脇のブランコでひどいフラれ方をした。
だから18になったら3人で住もうと言い返すと、彼女はくしゃっと笑った。
3人で7年間、この部屋で暮らした。働いてばかりで余裕のある暮らしなんて送れなかったけれど、幸せだった。葉を自分の弟のように、子供のように可愛がった。
入学式も授業参観も運動会も、僕は当たり前のように出席したし、色んな場所を3人で見て回った。
そして葉が人一倍努力家で、思いやりのある自慢の少年になった時、僕と光はとうに恋人ではなくなっていた。
彼らが去った晩、ソファに座って呆然としていると、葉から電話があった。
深夜零時の公衆電話からだった。
「もしもし」
「葉？どうした？こんな時間に出歩いちゃダメだろ」
「コウちゃんと同じ布団だから寝らんない、なんか部屋臭いし」
「そっか、それは寝られないな」
「もうほんとに戻れないの？」
「うーん、分からない。やっぱりちょっと難しいかもな」
「ほんとに俺のせいじゃないの？」
「それだけは違う。何度も言うけど」
「戻りたくないの？」
「戻れるなら、うん、戻りたいかな」
「俺も戻りたい。帰りたい」
「うん、そうだよね」
「うちに帰りたい」
血も縁も繋がらない少年のすすり泣きに、僕は携帯を押し当てることしかできなかった。
スピーカーから流れる宇多田ヒカルのニューシングルと共に鶏の一枚肉を卵にくぐらせていると部屋にチャイムが鳴り響いた。粘り気のある手のまま扉を開けると短髪になった葉が立っていた。
「えらい早くないか」
「部活早く終わったから」
「なんで息荒いの」
「走ってきた。何となく」
「若いって罪よねー」
僕はそう言いながら、彼の手に下がる成田屋のビニール袋を見た。
「あ」
「え、まじ」
僕が頷くと、彼は大きく溜め息を吐いた。
「まぁ、育ち盛りだから大丈夫。二人前食え。というかどうしたそれ」
襟足まで伸びていた彼のさらさらヘアーは３週間見ないだけで引き締まったツーブロックに変わっていた。
「変？」
「変じゃない。ただ垢抜けたなぁと」
そう言うと、彼は少し口元が緩んで嬉しそうにした。こんな素直な高校生この世にいるかねってくらい素直で、こっちが恥ずかしくなる。
「お、チキン南蛮！手伝うことある？」
「いやいいよ、ゲームでもやってろよ」
「えーそうですかー」
葉はテレビゲームを立ち上げて通信対戦をはじめ、僕はキャベツを千切りにした。
彼の高校進学を機に、二人は新高円寺から四ツ谷に引っ越したと聞いた。
二人がどんな物を食べて、話して、誰と暮らしているのか、僕は何一つとして知らない。
葉は彼女のことを話さない。話したがらない。
高温の油にくぐらせた鶏肉はパチパチと小気味良い音を立て綺麗なきつね色に揚がった。それから隣のコンロで醤油と砂糖とみりんベースの甘辛いタレを作り始めると、葉はゲームを止め、冷凍庫にあった残り物をひょいひょいと集めた。
「えー、いいのに」
「大したことしないよ」
「味噌汁？」
「うん」
僕はだしの素を渡し、彼は鍋に火をつけて具材を炒めた。改めて横目で見ると、身長は僕とそう変わらないし、体つきもがっしりし始めていた。
彼がまだ保育園の頃、仕事漬けの彼女は家を開けることも多く、大学生だった僕と彼は、よくこのキッチンにいた。
初めて彼の好物のチキン南蛮を作った夜、出来上がりはまずまずだったが、やや事有り気な表情の葉を見て僕は慌てた。
「ごめん、コウちゃんのと違った？」
そう聞くと、彼は首を横に振った。間違いなく揚げ物担当の自分に非があると確信したが、原因も分からず、僕は葉が残さず食べる姿をじっと眺めることしかできなかった。
一連の出来事を深夜に帰ってきたコウちゃんに話すと、彼女は静かに笑っていた。
「うちはさ、なんでか卵と小麦粉なんだよね。もしかするとお父ちゃん九州出身だったのかも。ほら、私顔も濃い目だし」
彼女は眉間の掘りをつまみ、金麦をぐびぐび飲みながらチキン南蛮もどきを食べていた。
「なんだ、美味しいじゃん」
「そりゃレシピ通り作ったからね」
「葉は贅沢なやつだなぁ」
食事を終えると彼女はすとんと眠り、朝になればまた働きに出る。襖越しの葉が起きないよう、僕たちはいつも明かりと声を絞って深夜のわずかな時間を過ごしていた。
「じゃいただきまーす」
葉は何とも行儀悪く、山盛り茶碗の上にどっさりと肉を乗せ、タレのしみた米をかき込んでいた。
「うまい！」
「そりゃ良かったよ。なぁ」
「ん？」
「彼女できました？」
僕がそう言うと、葉は僕を睨んだ。
「なんで？」
「当たっちゃったか」
「違うって」
「じゃあ気になる子？」
彼はいや、と首を傾げながらもゆっくり頷いた。
甘酸っぱすぎて叫びたくなったが、嫌われたくないので我慢した。
「写真ある？」
そう言うと、彼はスマホを取り出し、真剣に写真を探し始めた。
見せちゃうの、見せちゃうのか！本当にこいつには思春期がないのか！
ツーショットの写真に映る彼女はまぁ結構な美人で、こいつは面食いだと確信した。
「お、可愛いじゃーん。と言うかツーショット」
「普通に、体育祭の時のやつだし」
「いや体育祭でも二人じゃ撮らないだろ」
それから僕たちは彼女にアプローチするための戦略を紙に書いて練った。練りながら、かつての自分が使ったアプローチと同じものだと気づき、我ながら呆れた。
「焦らずゆっくりやりたまえよ葉くん」
僕は葉にチキン南蛮の一切れとトマトをあげた。
「トマトはいらない」
「贅沢なやつだな」
「樹はさ、彼女とかいないの？」
「え」
初めて聞かれた、そんなこと。
「ごめん、忘れて」
「いたら、どう思う？」
「うーん、まずはちゃんと紹介してほしい？かな」
「・・・・呼んでみる？」
林家宅37号，杀人修仙灭门惨案！
封面源自网络
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我在上海念书生活工作了19年，应该说跑遍了大街小巷，但最熟悉的恰巧是这个事件的案发地！就是这玉佛寺的周围一圈，从苏州河东岸，耀水弄、长寿新村、江宁武宁到这边亚信生活广场、安远路、常德路、西康路！我98年到上海，就住在西康路澳门路。几十年前这一带叫“大自鸣钟”…因为从1926年到1958年这里一直有一栋高高耸立的自鸣钟楼，钟楼这种建筑本来就点阴煞之气，当年又是日本为了表彰当地棉纱厂总经理“川村利兵卫”而建，而这个人之前又枪杀过一名棉纱工人叫做顾正红。所以老上海人对他恨的咬牙切齿！日本人管先生不是叫什么“桑”，跟大自鸣钟的钟连起来呢，就是“钟桑”反过来又是丧钟。而上海人骂一个人畜生“错桑”，逐渐综合演变就成了一个新的骂词 “钟桑”大概是“人渣禽兽”的意思。虽然钟楼早已拆除，但我印象中一直到2000年之前还都有很多老人把这一带称为大自鸣钟…而这栋钟楼拆除的时间，又恰巧在这个事件的前后。怎么流传开来的呢？就是一个退休的老刑警跟隔壁邻居家的小孩儿，讲自己年轻时的一段离奇的办案经历。1956年上海的繁华区域远远没有今天这么大，主要是黄埔、卢湾、静安，静安区的最西面就是安远路长寿路大自鸣钟这一带，现在亚新生活广场普陀静安交界的地方。那个时代长寿这边还好，对面一排工厂和沿街店铺再后面就村庄农田了，他所在的分局就在这后面村庄的位置。当年他还是一个小刑警，正好轮岗值夜班，按说平时没啥事。吃过晚饭屋里坐坐、看看书读读报、院里伸伸懒腰活动活动筋骨，抬头就能看到不远的钟楼。大概有个8-9点钟吧，街上可就没啥人。丁铃铃，几声烦躁的老式电话的响铃，小刑警快步进屋拿起电话，喂这里是警察局。对面唏唏沙沙的杂音特别大，但是听得出气喘吁吁，喂这里是警察局。一个分不清男女的声音说：我刚才杀人了我想自首。小刑警一听赶紧故作成熟稳重，说：“好，你先不要激动，先告诉你的地址！我们马上过来，你也不要离开。记录清楚之后赶紧放下电话紧急联系分局领导，经过一番调动，先回来了一个更年长的刑警带着他，这俩人就先骑着三轮摩托警车赶赴现场。
黑漆漆的宽窄街巷，只能看到远处很少的零零星星的灯火，可能偶尔有一两家开着小灯透过窗帘，那边远远的巷尾有个昏黄的路灯，基本全凭老刑警对着一带的熟悉，再借着一点摩托车前灯和手电筒光亮一段一段找了得有这么一刻钟，发现一面高高的红砖墙，手电筒四面照照，一个虚掩的木门旁边写着“林家宅37号”，老刑警稍微一推门，一个黑漆漆的四方小院，呜…一阵阴风打着旋儿扫动地上的落叶沙沙作响。不知道大家有没有过这样的感受仅仅隔着一道墙一道门，一脚踏进去你就能感觉到这里外的温度甚至气压都是不一样的。上下两层的小楼，漆黑一片漆黑诡异没有一丝人气儿。屋里相有宁瓦？问一句有人吗？没动静！但是背后的院门有撩动的闪光和越来越近的脚步声，两个人退出大门外一查看，是这一带派出所的民警，收到消息也赶过来...两边一沟通说这原来的屋主解放前跑到台湾了，现在住这的一家姓叶，是从河北调过来工作的，老婆是个瘸子，还有一男一女两个小孩儿！老刑警也说，现在看来屋里没人，门窗都关着，里面的情况也还不太了解！小刑警说：其实可以打碎窗户进去的…老刑警回头想了想，那咱小心点！两人返回院内用手电筒后面敲碎玻璃窗，伸手拉开插锁开窗扶着窗台跳进屋内突然脚底一滑，也幸好一只胳膊勾着窗台没有摔倒，另一只手摸索着地板找掉在地上的手电筒，发现这地面又湿又粘…随后老刑警也跟着翻进窗户，说你别动！这屋里有血腥味…其实也是怕他破坏现场。于是贴着墙壁摸索发现一个开关，灯光一亮两个人惊呆了，满地的鲜血似凝未凝还没干透，可是并没有尸体…一个小小的房间一张桌子和一个竹藤编的婴儿车，小刑警看看自己刚才摸索地板手吓得两腿瘫软说：“怎么这么多血？老刑警说走先去开门…两个人打开木门看见门口等待的民警说，情况严重赶紧回去打电话报市刑侦总队。于是大批刑警、民警、法医赶到，封锁现场、上下勘查，忙活了几天做了一些情况的汇总。首先案发时间就在当日，现场房间内的血量至少是6个人，询问过周围邻居，说这叶家太太老早就带着儿女回了乡下，房主叶先生也好几天没见过人，打电话自首报案的是谁也不知道，只能透过仅有的信息一点一点的排查。男女主人各自的老家也都有调查组赶往调查，也都说很久没有回来过。
时间过了差不多一个月，派出所的民警突然接到报告说：“弄堂里的小孩子放学回家路上发现林家宅37号的封条被扯断，大门也开着，没多久小刑警跟两个民警一起匆匆赶到。看到大门敞开，封条在门框和大门上各留一半。小刑警经过那天的惊吓，确实心里有点腻歪…但没办法，还得硬着头皮进去。三人进屋依次查看，满屋是血的房间有好多苍蝇嗡嗡乱飞，地板的血迹已经凝成黑色，发霉、腐烂的腥臭味儿直辣眼睛…但还是感觉这个房间有人动过，刚要蹲下凑近看看。突然听见楼上一阵阵小孩子的笑声，三个人非常警觉的抬头竖耳的判断，又没什么声音，相互对了下眼神轻声的退出房间看着楼梯，再尽量压低脚步声慢慢上楼。上到视线与二楼地面平行的时候，小刑警浑身汗毛炸裂，那天房间里的婴儿车怎么会孤零零的放在楼梯口。于是下意识的从腰间拔出手枪，也不是真觉得有人，只是手里握着枪能壮胆！三个人又把二楼的房间检查一遍，就匆匆赶回局里汇报情况。言语之中就夹杂着一些自己的恐惧和感受，局里的领导呢？也对他进行了一番思想教育…又过了几天派出所又接到群众反映，说林家宅37的2楼昨天晚上亮灯了，好像有人回来！局里的领导也觉得不太对劲…说这栋房子确实古怪，极有可能是个特务的据点。于是组了一个五人小队，半夜在房子周围埋伏…也正好赶上当天特别阴冷。小队成员在外面冻的搓手取暖，怕被特务发现火光还不能抽烟。大概有这么夜里10点多钟，二楼突然有了光亮，但是还不像开了灯的感觉，好像是在烧什么东西的火光，大家觉得这更像是特务了…潜伏里就这么演的，身份暴露之前烧毁电报、名册或者机密文件。于是安排两人把守门口，这两人其中有一位就是第一天跟小刑警一起来的那位老刑警。领队的黄警官，带着小刑警和另一位同事三人各执手枪进入房间，直接上楼老上海建筑的楼梯都是木质的，所以踩上去会有嘎吱嘎吱的响声。黄警官在最前、小刑警在中间、同事在最后！等黄警官完全踏上二楼的地面回身以楼梯扶手这一面的墙壁作为掩护举枪侧身探头的眼神正好被小刑警捕捉到，黄警官合不拢嘴的看了看小刑警，示意他自己上来看。小刑警再进前一步把着墙壁回头看，也惊呆了…完全跟他们勘查现场的印象就不是一栋房子，当然格局还是一样的，上了楼梯转弯楼梯扶手的这一面墙壁的正对面有一面双开的大门，里面是一个灯火通明的大客厅，所以这面墙与大门之间形成了一个非常宽敞的走廊，或者廊厅。透过敞开的门能看到部分装饰完全是老上海有钱人家的客厅的样子，再往前走试探着走两步就能看见一张挺大的桌子，和一只垂下来的胳膊，顺着身体一直到指尖往下滴着血…我的描述当然会有很多文字，但是据这个刑警回忆这突入其来的混乱大概也就几十秒一分钟，小刑警看到黄警官的眼神，转身上楼刚踏出一步看见那只胳膊，最后面的同事突然一声：“啊，有鬼！紧接着当当当当几声，两人也吓一激灵，回头看楼梯这边，感觉那个同事被什么东西拖走了，当当的声音是人倒了之后被往下拖着走，身体撞击台阶的声音，楼上这边的客厅里呢，留声机突然响了，播放着特别大声的音乐…两个人前后不是一阵慌乱啪，整栋建筑像是烧断了保险丝一下停电全黑。外面两个刑警也很警觉，听到自己同事的声音喊有鬼，就赶紧冲进院子到了房门着发现门反锁了，哗啦哗啦晃动几下打不开，退后一脚把门踹开，举着手电筒查看汇合了在楼梯半截上的黄警官和小刑警，四个人满屋找不到之前那位同事，在派一个人回局里报告情况又来了大批刑警、民警、法医、刑侦专家，把这房子里里外外查了个遍，没有发现任何机关暗道，但是那个被拖下楼的同事，就这么凭空失踪了。这丢了个刑警可不是件小事儿，剩下的四个人也把各自感觉奇怪的事一一沟通，各种诡异就不在话下了，这他妈门是谁锁上的？失踪的同事只能定性为因公牺牲，此案件也变成局里的保密案件，刚开始还调查了一段，之后时间一久又毫无线索，就这么搁置下来，老刑警因此案精神恍惚办理了提前退休，黄警官因为其他的案例立功被调升到其他分局，还有一个同事，时间久了忘记名字也托关系换了工作，到最后这个分局里跟这个案子还有关系的唯一一个人就是小刑警，但是他也不太想再管这个案子。时间久了也就没人再提此事了，直到两年之后其他的专案组破获了一个反动封建的邪教案，抓了一大批一贯道的修炼者，局里的同事突然找过来跟小刑警说：“在一贯道大量的物证中有一本名册，在里面发现了一个名字，叫“叶先国”你还有印象吗？小刑警瞪着眼睛回看说话的同事，汗毛又炸开了，这他妈不是林家宅37号的房主嘛？
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