自他ともに認めるチョコレート中毒のわたしですが、たまに、本当にたまーに、「チョコレート、ひかえないとなー」と思うことがあります。笑 腸活のためにも我慢してストレスをためるのがいちばんよくないことだと思っているので、基本的には、食べたいものを食べる派です。 でも、やっぱりさすがに食べ過ぎなんじゃないの?とツッコミ入れたいときがあるのね。笑 そんな時に、チョコの代わりに食べるのが、ナッツです。 ナッツは味が濃厚なので、満足感があるだけでなく、腸内細菌たちにとってもいいことがたくさん! 今回はなぜナッツが腸活おやつによいのか、いろんなエビデンスを元にぎゅっとまとめてみました! ナッツの正体は? 「ナッツは体にいい!」というエビデンスがたくさんありますが、「ナッツ」って一体どんなものなのでしょうか? ナッツの定義 意外と難しいなと思うのが、ナッツの定義です。 日本語で言うと「木の実」という言葉が近そうです。 でも木の実というとちょっとあいまいなので、日本語では種実類と言われる、固い殻や皮に覆われた木の実をメインに考えてみます。 種実類には、大きく分けて以下の3つの種類があります。 堅果 =成熟しても果皮が裂開しない堅い乾いた果実 =クリ、ヘーゼルナッツ 核果 =中心部に固い核を持つ果実の核の部分 =アーモンド、クルミ、ピーカンナッツ 種子 =中心部に固い核を持つ果実の種子の部分 =カシューナッツやブラジルナッツ かんたんに言うと、ナッツは種の部分です。 つまり、次の子孫を残すために必要な栄養をぎっしりつめた、かたまり。ドラゴンボールでいうと、元気玉みたいなもの。笑 そのかたまりの中にある栄養だけで芽を出さないといけないので、必然的に栄養が集中するんですね。 ナッツはエネルギーが詰まっているため脂肪がとても多いのですが、その脂肪の質もとてもよいことで知られています。 オメガ3脂肪酸、ポリフェノール、ビタミンEや食物繊維などなど、さまざまな脂肪・タンパク質・ミネラル・ビタミンが含まれているので、人間にとっても天然のサプリメントであると描写する方もいるほど、栄養が豊富なんです。 ピーナッツはナッツではない? ピーナッツも私たち日本人にとっては身近なナッツの1つですが、厳密に言うとクルミやアーモンド、カシューナッツとはちょっと種類が違います。 先ほどの堅果、核果、種子には属さず、豆類のひとつとして認識されています。 他のナッツ類とは代謝の仕方が違う成分構成をしているので、ナッツ類のエビデンスを読んでいると、「ピーナッツはちょっと違う」という例外的な記述を見かけることが多いです。 例えば、「ナッツはがんの再発を防ぐ」という内容のエビデンスについても、ピーナッツだけちょっと違ったらしいんです。笑 ピーナッツまたはピーナッツバターを摂取した患者では、がんの再発および死亡について減少が認められなかった。著者らによれば、ピーナッツは豆類でナッツ類とは異なる代謝成分を有していることが、その原因であると思われる。ピーナッツは米国で最も広く摂取されているナッツである。 参考:海外がん医療情報リファレンス 米国臨床腫瘍学会(ASCO) ちょっとおもしろいですよね。 ナッツはなぜ腸活おやつにいいのか? ナッツの中にはたくさんの栄養が含まれていることがわかりました。 生命の誕生にかかわる元気玉だと考えれば、それも当然です。 オメガ3脂肪酸をはじめとする不飽和脂肪酸、食物繊維、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどの抗酸化物質等、さまざまな栄養素がバランスよく含まれる食品です。 日本だけでなく欧米でもよく食べられる食品で、アメリカの米国食品医薬品局(FDA)も「ナッツ類を1日43g摂取すると、心疾患リスクを低減できる」と研究結果をもとに打ち出すほどです。 ナッツは心疾患リスクを低減できるだけでなく、抗酸化作用、抗炎症作用、肥満防止、血圧上昇の防止、インスリン抵抗性の調整に良い影響を与え、2型糖尿病やメタボリックシンドローム、大腸がんや高血圧のリスク低下に関連するともいわれています。 もう、人間が今関与しがちな病気リスクがすべて含まれているのでは?と言ってもいいほど、すごいんです。笑 ここでおもしろいなと思うのは、やっぱり大腸がんに関する記述です。大腸がんのリスクを軽減するということは、腸になんらかの影響を与えているということですもんね。 ナッツが腸内細菌を元気にするメカニズム ナッツは、私たちの腸にいる腸内細菌たちに影響を与えていることがわかってきました。 アーモンドを毎日食べると、腸内の善玉菌の成長を助けるという報告もあるほどです。 ある調査によると、6 週間、毎日アーモンド 56g、もしくはアーモンドの皮 10g を食べ続けると、腸内の善玉菌の成長を助けると報告されています。ピスタチオに関しても似たような結果が発見されています。 参考:australian-macadamiasのWEBサイトより trade/uploads/1852/vol11-3_macadamia_health.pdf 増殖を助けるというよりも、どうやら強い菌になるイメージに近そうですね。 栗エキスや栗粉を与えられた何種類かの乳酸菌は、胃酸や胆汁に強くなったという結果が報告されています。 つまり、乳酸菌がより大腸に届きやすくなり、効果を発揮するのです。 参考:australian-macadamiasのWEBサイトより trade/uploads/1852/vol11-3_macadamia_health.pdf… [ 57 more words ]
https://www.chounaikankyou.club/artic…/%ef%bd%8eutsnack.html
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