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生放送でよく仕事の相談を受けます。私に「ザ・大企業」のイメージがあるのかもしれませんが、「高卒なんですけど・・・」と申し訳無さそうに前置きをする人がいます。私と話をする際に、学歴は一切関係ありません。
大学なんてサラリーマン養成所であり、今は大学に行ったら退化する若者だらけですよ。それなりの大学の法学部の子に、「日本国憲法前文を言って?」と聞いてみてください。答えられないですから。高校生の時にみんな覚えたやつですね。法学部ですよ?言えなくて卒業できるんですよ?何を学んでいるのでしょうか?基礎を軽んじテストのための応用編で終わる。ITの仕事で言えばOSI7階層を知らずに「ルーター設定できるから良いでしょ?」という万年インフラエンジニアの労働者と同じだ。
学問はキッカケでしかなく、学び続けるべきなのです。そして基礎があり応用出来る。多様な学問の基礎を元に相手に伝える。伝わってナンボ。そんな多様な学び。なぜ学ぶか?というモチベーションがなければ、学び続ける事はできないのです。高卒を理由に学びをやめないでください。自分を見つめてください。自分で人生を切り拓いて行ってください。
せっかくですので、Wikipediaから拝借した日本国憲法前文を掲載しておきます⇣
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。 #Utsuさん
